無宗教 位牌 仏壇

トップページ ＞ 位牌を処分する際の注意点など ＞ 位牌も仏壇もいらない？無宗教という選択が遺族を変える訳。

ツイート　　

現代には多くの宗教団体が存在します。

 

ですが今、そのどこにも属さない無宗教という選択肢も増えてきています。

 

本来ならば日本では仏教が盛んなため、位牌や仏壇にかなり手間をかけてしまう事でしょう。

 

ちゃんと各宗教の事を知り、無宗教ならではの位牌や仏壇の管理法を覚えましょう。

 

ご自身が生きている時には、その親や、今まで預かってきたお墓を守る様、ご両親や祖父母に教育されてきた方が殆どではないかと思います。

 

日本は古来より仏教を重んじるような風土がある様に感じますが、中にはキリスト教やヒンズー教などの宗派の方も多く見えるでしょう。

 

宗派によって死後の祀り方、遺影、位牌の持ち方など様々だとは思いますが、日本人の多くは今もなお、仏教の流派に則って位牌や仏壇を用意される方が多いのではないでしょうか。

 

中には自分は無宗教だ、と仰られる方も少なからずいるでしょう。

 

本来仏教が根強い日本では、子供の時から慣れ親しんでいる仏教でそのまま仏壇を用意してしまう方も多いでしょうが、本来の仏教の在り方や、キリストの教え、ヒンズー教の指針などを理解して、比較し仏教にきめたという方は少ないのではないでしょうか。

 

親やそのまた親も仏教だったからという理由の方の方が圧倒的に多い様に感じますし、私自身もそうです。

 

私の家は古くから寺と住職のお母さまと、私の祖母が友人で、子供の頃なんかは良く寺に遊びに行っていたものでした。

 

本気か冗談か解りませんが、実の子供でもない私にその寺の住職が、「跡を継がないか」

 

とよく言ってきていたのを覚えています。

 

私自身宗教には全く興味がないので、お正月には初詣に出かけますし、友達のキリスト教徒の子に誘われればミサにも参加していた時期もありました。

 

どちらの教えも聞いていると納得が出来、素晴らしい考えではあるのですが、そこに身を置きたいとまでは思いませんし賛同する気もありません。

 

何しろ自分が生きているうちは先祖の位牌やお墓は継ぎ、管理はしていこうと思っていますが、それを自分の子供にはさせたいとは思いません。

 

お墓の管理や位牌の管理などは以外に面倒なもので、位牌を置くのにはやはり仏壇が必要です。

 

仏壇を置こうと思うとそれなりにスペースが必要になるのは言うまでもありませんがやはり価格も相当なもの。

 

しかも置いておくだけではなく、毎日水や、供え物を交換しなくてはいけない為、なかなか管理しきれないものです。

 

無宗教の場合、どこにも属さないことになりますので、仏壇を買う必要はないですし、位牌も必要ないという事になります。

 

私の実家は仏教ですが、私なら残す遺族にそんな思いはさせたく無いという思いから、仏壇やお墓の管理はしなくてもいい様にしたいと考えています。

 

つまり、実家は仏教でも自分自身は仏教でなくてもいいという事になります。

 

江戸時代、徳川幕府の歴史から続く仏教を強制される事無く一人一人が振興宗教を選べる時代になったので、そこには宗教を決めなければいけないという定めもないという事です。

 

もちろんそれぞれの宗教にはそれぞれの考えかた、独創がある為、決める時には慎重に選ぶようにしたいものです。

ツイート　　

スポンサーリンク