モダン仏壇 浄土真宗

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ややこしい?浄土真宗のためのモダン仏壇選びをレクチャー!

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浄土真宗でよく出てくるキーワード「本願寺」。

 

西」とか「東」とか、一体何なの!?と疑問を感じている方も多いのでは?

 

一般的に、モダン仏壇は宗派を問わないと言われていますが、この辺の微妙な違いは気になるところですよね。

 

そこで、ここでは西と東の本願寺の違いにクローズアップ!

 

同時に、その違いがモダン仏壇選びにどう影響してくるのか、ポイントをご紹介します。

 

同じ浄土真宗でも、「派」によって本山が異なります。

 

その理由は?

 

そして、モダン仏壇を選ぶ際にはどんな点に留意すれば良いのでしょうか。

 

「本願寺派」ってどんな宗派?

浄土真宗用のモダン仏壇を探して検索していると、必ず出てくるのが「西」とか「東」といった区分。

 

知識がない方にとっては、「これって一体、どういう違い?」と混乱してしまう表現ですよね。

 

なぜこのような区分があるのかというと、浄土真宗には東本願寺(真宗本廟)を本山とする「大谷派」と、西本願寺(龍谷山本願寺)を本山とする「本願寺派」があるからです。

 

つまり、「本願寺」は2つあるということ。

 

もともとは一つでしたが、戦国時代に浄土真宗は2つに分裂し、のちに(徳川家康の時代に)西本願寺が新設されたという経緯があるようです。

 

教義上の違いはないものの、仏壇の飾り方や選ぶべき仏具には違いがあったりしますのでご注意を!

 

本願寺派と大谷派、ルールの違いは?

大谷派でも本願寺派でも、仏壇そのものの選び方に厳しいルールはありません。

 

厳密に言えば金仏壇が理想的なのですが、時代と共にその制限も緩くなりつつあるよう。

 

つまり、「昔ながらの唐木仏壇or金仏壇じゃなくちゃダメ!」という縛りはなく、ここ数年の主流であるオシャレなモダン仏壇を選んでも問題はないわけです。

 

ただ、その仏壇に飾る仏具の選び方にはルールがあります。

 

すなわち、大谷派なら真鍮製で金色のものを、本願寺派の場合は黒鉄製で黒褐色のものを選ぶべきです。

 

燭台に関しては、亀の背中に鶴が載っているデザインは大谷派、宣徳製(銅に漆塗り)なら本願寺派です。

 

また、最も重要なご本尊にも違いがあります。

 

いずれも「阿弥陀如来」を祀ることに違いはないのですが、大谷派の場合は光背の上に伸びる光線が8本、本願寺派では6本となっています。

 

微妙な違いですが、これはかなり厳しく定められているルールなんだそうですよ。

 

仏壇買うなら仏具とセット購入が堅実?

ちなみに、阿弥陀如来の両脇にレイアウトする脇侍も、大谷派と本願寺派では異なります。

 

大谷派では、向かって右に「十字名号掛け軸」、左に「九字名号掛け軸」。

 

本願寺派は右に「親鸞聖人」左に「蓮如聖人」を祀るのが一般的です。

 

…なんだか色々違いあってややこしい!選び間違えてしまいそうだ…と不安な方は、仏壇を購入する際にそれぞれの宗派専用の仏具セットがついた商品を選ぶのが確実ですね。

 

「真宗大谷派(東本願寺)」と「浄土真宗本願寺派(西本願寺)」の宗派ごとにセット販売されていますので、わかりやすいのがありがたい!

 

例えば、名古屋の名店「大黒屋佛壇店」のモダン仏壇『こころ』なら、専門の仏事コーディネーターがアレンジしたという仏具と掛け軸がセットになって税込み41,811円(送料込)。

 

 

高さ43.5㎝×幅33㎝×奥行24㎝のコンパクトサイズなので、タンスやサイドボードの上などデッドスペースを有効活用できるという点もオススメポイントです。

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