法事 のし袋の書き方

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のし袋の書き方は常識を試される!法事に備えて基本を押さえよう

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初七日、五十七日、七十七日(いわゆる四十九日)、新盆、一周忌・・・と、葬儀の後も法事は続いていきます。

 

供養の気持ちを表す意味でも、のし袋の書き方はミスしたくない!

 

ここでは、葬儀用との違いもふまえつつ法事用ののし袋の書き方についてまとめていきます。

 

形式的なものよりも気持ちが大事。

 

とは言ってもやはり作法に誤りがあるというのはイメージがよろしくありません。

 

恥をかく前に、正しいマナーをおさらいしておきましょう。

 

宗派によってルールがある

法事に香典を持参する場合は、お金を裸のまま渡すのではなく専用ののし袋に入れるのがマナー(というより、もはや常識)。

 

その時の表書きですが、何も考えずに書けばストレートに「御香典」とする方が多いかもしれません。

 

ですが、のし袋の書き方には宗派によってルールがあります。

 

「御香典」は仏教のみで使える表書きですから、他の宗派の場合は使えません。

 

仏式(仏教の場合)

御香典、御霊前、 御仏前、御香料、御供物料
※四十九日の法要までは「御霊前」、それ以後は「御仏前」もしくは「御佛前」を使います。(浄土真宗以外)

 

神式(神道の場合)

御玉串料、御霊前、御神前、御榊料

 

キリスト教の場合

御花料、御ミサ料

 

知っておきたい数字の書き方

法事用のし袋の書き方でもう一つ押さえておくべきは、金額の「数字」の書き方です。

 

  • 1万円 → 金壱万円
  • 2万円 →  金弐万円(偶数の金額は避けるので、あまり使う機会はありません)
  • 3万円 →  金参万円
  • 5万円 →  金五万円(または伍万円)
  • 7万円 →  金七万円
  • 10万円 →  金十万円(または拾万円)

 

また、「万円」は「萬円」もしくは「萬圓」と書くこともあります。

 

なぜこのような難しい書き方をするかというと、「数字の書き換えを防ぐため」という説があります。

 

一、二、三だと線を書き足すことで簡単に書き換えられてしまうため、トラブルを避ける意味であえてこのような難しい字体(旧字体)で書くようになったのです。

 

しかし最近ではこういった法事ルールも緩和されてきているようで、普通に「一万円」と書く方も増えていますし、そうしたところで何かお咎めがあるわけではありません。

 

ボールペンはNG。毛筆がベスト!

ここまでのし袋の書き方について紹介してきましたが、書くペンもどれでもいいというわけではありません。

 

普通に手紙を書く場合だと「ボールペン」という選択をしがちですが、のし袋の場合は毛筆が好ましい。

 

この時、葬儀の時の香典であれば「墨が涙でにじんでしまった」という意味を込めて薄墨で書くのが望ましいと言われています。

 

が、法事の時は事情が異なりますので注意が必要。

 

法事では「故人を想って丁寧に、心を込めて墨をすった」という意味を込めて、濃い墨を使うというのがマナーです。

 

「のし袋の書き方の基本は”薄墨”で」と記憶している方が多いでしょうから、ここは要チェックポイントですね。

 

こういったのし袋の書き方マナーについてはこちらのサイトが非常にわかりやすくまとまっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒ kufura(クフラ) 「新札はOK? 薄墨はマスト? 「香典マナー」の現代事情をチェック」

 

【まとめ】のし袋の書き方には”その人”の素顔が表れる

このように、のし袋の書き方は、宗派やシチュエーションによって異なります。

 

最後にポイントをまとめてみます。

 

  • のし袋の表書きは宗派や用途(葬儀なのか、法事なのか)によって異なる
  • 数字は旧字体で書く
  • 使用する筆の濃さは、葬儀用は薄く、法事は濃く

 

香典を入れるのし袋は、受け取る方からしてみれば弔問客を知る唯一の情報。

 

そこにはあなたの人となりや「育ち」、「常識の有無」が如実に表れると言っても過言ではありません。

 

一人のオトナとして恥をかかないためにも、のし袋の書き方くらいはマスターしておきましょう。

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