仏壇 宗派

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宗派別お仏壇・仏具の選び方

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日本で仏教と呼ばれる宗派には複数あります。

  • 浄土真宗、
  • 真宗大谷派、
  • 浄土宗、
  • 曹洞宗、
  • 真言宗、
  • 日蓮宗、
  • 法華宗、
  • 天台宗、
  • 臨済宗

などです。

 

またそれらの宗派から枝分かれもしていますから相当ありますね。

 

しかし仏教は、元々はインドの釈迦が創始した宗教です。

 

そして多くの仏教を慕う僧たちが、命懸けで中国に渡り、様々な形で日本に伝えたのです。

 

現在の日本で仏教が色濃く残っているのが、葬儀にまつわる仏事ですね。

 

仏壇もその一つです。

 

宗派によって、ご本尊、仏壇、飾り方、入門の作法が違い、仏壇の中の配置も異なります。

 

ネットの写真資料などをご覧になるとその違いがよく分かりますよ。

 

仏壇は、宗派によりご本尊や飾り方は異なりますが、仏壇自体は各家庭の事情に合わせたものを選べばいいので、とくに気にする必要はありません。

 

最近では現代モダン仏壇や家具調仏壇など、おしゃれでモダンなものがたくさんあります。

 

でも、どんな仏壇でも宗派のマナーに反することはないので、心配は要りません。

 

各宗派によって、仏具の配置などが若干違う場合があります。

 

一般的な配置を以下にご紹介します。

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