線香 作法

トップページ ＞ 線香の煙の意味と本数などのマナー ＞ オトナなら線香の作法は知ってて当然！あなたは大丈夫？

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イイ女、イイ男であるための条件の一つは、社会的なマナーをしっかり身に着けていること。

 

例えば、仏事での作法がスマートだと、周りからの評価もUPするかも？

 

家に仏壇がない、親族で大きな不幸もなかった、葬式に出たこともない。

 

若い方の中には、そんな状態で社会人デビューしている人も多いはず。

 

その場合、線香の上げ方なんて知らなくて当然ですよね！？

 

学校の授業でも教えてくれませんし･･･。

 

ですが、不幸は突然やってきます。

 

例えば、会社の上司が、同僚が、取引先の誰かが亡くなった･･･そんな時、もしお線香を上げなければいけないシチュエーションになってしまったら！？

 

他の人のやり方を見よう見真似でやろうにも、うまく手元が見えない場合だってあるわけですよね。

 

しかし、周りの人は「他人が常識的な作法を身に着けているか」をしっかり見ています。

 

あなたのお線香の上げ方もばっちりチェックされてしまいますので、社会人になったらお線香の作法くらいは確認しておきましょうね！

 

偉そうなことを言っていますが、私も20代の頃はまともな作法を身に着けていませんでした。

 

ですから、同僚が交通事故で亡くなった時はプチ恥をかいてしまったんです。

 

しめやかな場所で、出席者を笑わせる･･･これって、遺族に対しては大変に失礼過ぎる行為ですよ。

 

みなさんは私の二の舞にならないように、しっかりお線香の作法をおさらいしておきましょうね。

 

お線香の作法

• ①　仏壇の前に座って、遺族に一礼、そして遺影に一礼する。
• ②　右手で線香を持ち、ろうそくで火をつける。
• ③　左手であおいで、線香の火を消す。
• ④　香炉に線香を立てる。
• ⑤　仏壇に向かって手を合わせて、最後に遺族にも一礼して席に戻る。　　

※線香の本数や、線香を「立てるか／寝かせるか」は宗派によって異なります。

 

宗派がわからない場合は、自分よりも前に線香をあげている人を参考にしましょう。それができない場合は、「線香は1本。立てる」でOK。

 

失礼にはなりません。

 

20代前半の頃、私は初めて出席した葬式で、線香についた火を息で吹き消してしまいました。

 

知識としては「左手であおいで消す」という作法を知っていたのですが、想像以上に火の勢いが強かったので、テンパってしまったんですよ･･･。

 

線香の煙は故人への供物という意味がありますから、そこに自分の穢れた息をかけるなんて、とんでもなく失礼なことなんですよね。

 

この失敗から言えることは、「なんでも頭でわかったつもりになっていてはダメ」ということ。

 

「簡単だ」「できる」と思っていても、実際にやってみると思うようにいかないことは多いはず。

 

線香の作法もその一つなんですよ。

 

ぜひ、知識として作法を覚えるだけではなく、実際にやってみてスマートに線香をあげられるように練習しておいてください！

 

悲しむべきところで悲しめない･･･って、ある意味本当に哀しいもんです。

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