四十九日間は線香もちょっぴり奮発!良い香りで来世を応援
人の魂は亡くなってすぐに
「ハイ、次はこちらへ!」
と“あの世”に旅立つわけではありません。
四十九日かけて、少しずつこの世からあの世へと移行していくのです。
その間、故人の支えとなるのがお線香の香り。
この世に未練なく素敵な魂に生まれ変わるためにも、死後四十九日間はちょっとだけ奮発したお線香をお供えしましょう!
「四十九日法要」ってよく聞くけれど、葬式とはどう違うの?
そんな素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その答えは、「線香」が握っている!?
「死後、四十九日の法要までは線香を絶やしてはいけない」という話を耳にしたことはありませんか?
宗派や地域によって風習は異なりますが、今でもこのルールに忠実にお線香をあげている方も多いようです。
でも、なぜ四十九日なのか?
それは、人が亡くなってあの世に旅立つまで(来世の生を受けるまで)四十九日かかるからです。
この間は、お線香の香りだけが故人の唯一の食べ物なんですって!
(これを「香食」といいます)
また、良い魂に生まれ変わるためには良質の香りが必要だということで、四十九日間は少しでもグレードの高い線香を焚こうという風習もあるようです。
線香には邪気を浄化したり精神を落ち着けたりといった作用もありますので、残された人々もまた、大切な人を亡くしてザワついている自分自身の心を香りで鎮めているという側面もあるのです。
自分があげる線香のグレードで故人の来世が決まってしまうのだとしたら、やっぱり四十九日までのお線香はちょっぴり奮発したい!
大事なのは気持ちなんだよ、とか言われても、やはりスーパーやホームセンターの安売りで買ったお線香だとちょっと申し訳ないような気持ちになってしまうのではないでしょうか。
それならどんなお線香が良いのか?
一つの目安となるのは、楽天市場などの通販サイトで「ギフト用」として売られているお線香。
3000円くらいの詰め合わせになっているタイプだと、そこそこ豪華でイイ香り!
自分が嗅いでも心地よく感じられるお線香なら、きっと故人も喜んでくれるのではないでしょうか。
例えば、こちらのお線香ギフトは3種類の香りを楽しめるのが魅力。
私だけかもしれませんが、線香の香りっていつも同じだと飽きませんか!?
自分が死んだ後は、できれば日替わりで別の香りの線香を焚いて欲しい・・・。
なんて思っている私みたいな人が亡くなった時にはこんなお線香セットがピッタリではないでしょうか。
美しいパッケージは、仏壇に置いておくとその場がちょっぴり華やかになりますね。
大切な人を亡くして四十九日間は、まだまだ気持ちの浮き沈みが激しいもの。
時には美しいものを見て、心を和ませることも必要です。
ただ、線香は火を使うもの。
ろうそくに比べれば火事のリスクも低いだろうと思われがちですが、燃えカスが飛び散ってそこから出火するという可能性もゼロではありません。
特に、高齢のお年寄りの一人暮らしともなれば親族は火の始末が心配ですよね。
四十九日間、毎日ず~っと線香やろうそくを焚いていて、もし火事になったりしたら・・・と。
電気式の線香なども出回っていますが、ちょっと味気ない部分もあるのでやはり四十九日までは本物のお線香で故人を送り出したいところ。
「その気持ちも分かるだけに、親には強く言えない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
それなら、万が一の火災に備えてこんなグッズはいかが?
防炎機能を備えた仏壇マットで、これを敷いておくとお線香の燃えカスが飛び散っても大丈夫です。
ピンからキリまでありますが、ネット通販だと1000円前後のこんな商品がよく売れているようです。
火の点いたろうそくが倒れても燃えないとのことなので、かなり頼もしい防火グッズ!
仏壇と相性の良いデザインも絶妙で、1枚持っておくと重宝しそうです。
年老いた両親の仏壇の管理が心配だという方は、こんなグッズをプレゼントすることで、
「心配しているんだよ」
という気持ちをさりげなく伝えられるかもしれませんね。
お仏壇の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- 線香立てはステンレス?それとも陶器?選び分ける目的は?
- ミニ仏壇に合わせる線香立ては当然ミニ!選び方のポイントは?
- その線香の消し方で大丈夫?お線香のマナーは意外と見られています!
- 線香アレルギーを舐めてはいけない!こんなアレルギー症状にご用心
- 線香が売ってる場所と価格を確認!香りに込める供養のキモチ
- 線香立ての灰はマメに手入れする必要があります
- 仏壇用とは思えないタイプの線香立てがトレンド!
- ペット用の線香立てが素敵!人間用と変わらないデザイン
- 香りの効果をうたう線香が絶賛発売中だけど。。
- 贈答用の線香の品数も豊富な鳩居堂
- 線香は保管状態に気をつければ特に使用期限はありません
- 線香の匂いを消すのに空気清浄機を頼るより良い方法
- 臭くないと評判の線香ですが実際の匂いが気になります。
- 線香の臭いが染み付いてしまったら大変!まめな臭い消しが大事です
- 煙が少ない線香は意外と売れているようでした!
- オトナなら線香の作法は知ってて当然!あなたは大丈夫?
- 線香は仏様との交信ツール!仏壇のお掃除は怠けちゃだめ!
- 線香の立て方は宗派でこんなに違う!覚えておきたい基本のキ
- 線香の着火も電池式が今ドキ。人気のアイテムをチェック!
- 長時間タイプのお線香を焚く意味は?香りが持つ意外な効能
- 線香の詰め合わせを渡すのは迷惑?
- 通夜って線香はどうするべき?故人を気持ち良く見送るために
- 手土産にお線香ってアリ?ナシ?押さえておくべきマナー
- たまにはリッチな線香もアリかも。値段の違いは香りでわかる?
- 特別な日には、特別なお線香を。奈良からのギフトを贈ろう!
- 名古屋でこだわりのお線香探し!理想の香りに出逢えるお店
- 線香がすぐに倒れちゃう!その悩み、「灰ならし」で解消!
- 線香・ローソク入れでスッキリ整理!ご先祖様もニコニコに!
- 線香マットで万が一に備えよ!仏壇のヒヤリをなくすために
- 三越のチョイ高め線香ギフトで友情を再建!心を見せる贈り物
- 無縁・無臭の線香が人気!これでアレルギーをぶっ飛ばせ!
- 無添加のお線香ならカラダに優しい!それってホント?
- 喪中見舞いでお悔やみを!気持ちが伝わる線香ギフトのススメ
- 線香の燃え残りはご先祖様からのメッセージ?今すべき事とは