線香 燃え残り

トップページ ＞ 線香の煙の意味と本数などのマナー ＞ 線香の燃え残りはご先祖様からのメッセージ？今すべき事とは

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よそのお宅に行って、線香を立てるのに苦戦した経験はありませんか？

 

「自分が慣れていないからだ」と思っていましたが、どうやらそれだけではないようなんです！

 

アラフォーともなると、いろんなお宅でお線香をあげる機会も多くなるもの。

 

私も親戚、知人、友人･･･と訪問先で仏壇と向き合うシチュエーションが増えてきましたが、毎度、不思議に思うことがあります。

 

それは、線香を立てやすい家と、立てにくくて苦戦する家があるということ。

 

後者の場合、気になって後で確認してみると途中で火が消えてしまっていることが多いんですよね。

 

よく見ると、香炉の中の燃え残りも結構多いです。

 

それは一体ナゼなのか？

 

「添加物の多い線香は燃え残りやすい」という説がありますが、最大の原因は、その燃え残りを放置しておくこと！

 

燃え残りやゴミなどをこまめに取り除いて灰をやわらかい状態にしておかないと、新しい線香が立ちにくく・燃えにくくなってしまうのです。

 

仏壇をお持ちの方はよくご存知かと思いますが、灰は水分を含むと硬くなってしまいます。

 

ですから、1年の中でも湿気の多い季節は特に「灰が硬くなって線香が立てにくい」という現象が起こりやすくなるんですよね。

 

硬くなった灰は空気の含有量も少ないので、線香が燃えにくく結果的に燃え残りも多くなってしまうというわけです。

 

これを防ぐためには、次の2点を心掛けると良いでしょう。

 

①　まめに灰をふるいにかけて、線香の燃え残りゴミや灰の塊を取り除く
②　仏壇は、風通しが良く湿気の貯まりにくい場所に配置する

 

「仏壇は南東の方角に置くと良い」「大きな窓のある部屋が好ましい」と言われるのは、風水的な教え云々というよりも風通しや湿気対策を考慮しての教えなのかもしれません。

 

線香の燃え残りを少なくするためには、灰のお手入れや仏壇のレイアウトを見直すことが大事。

 

･･･そう言われて「ドキッ」とした方も多いのではないでしょうか？

 

どちらも、仏様やご先祖様を敬う気持ちがなければできないことだからです。

 

線香の燃え残りが多くても自分たちの生活に直接的な支障はないわけですし、見て見ぬふりでスルーしてしまうことだってできるでしょう。

 

しかし、「なんで燃え残るんだろう？」「どうすれば良いんだろう」と気になって調べるということは、そこにご先祖様への「愛」がある証拠ですよね。

 

また、今まではあまり気にならなかったのに急に思い立ったというのであれば、それはご先祖様からの何かしらのメッセージなのかもしれません。

 

たまにしか線香をあげない家は、当然、灰も硬くなって燃え残りも多くなりがちなもの。

 

もしかしたら、ご先祖様や仏様が寂しくなって、あなたを呼んでいるのかもしれませんね。

 

線香の燃え残りは、ある意味では“あの世”からの一つのメッセージ。

 

これを機に仏壇に向き合う時間を増やしてみると、ひょっとしたら状況が改善するかもしれませんね！？

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