初七日法要お車代っていくら包めば良いの?
初七日法要では、読経に来ていただいた僧侶に「お車代」という形で交通費を渡すのがしきたりとなっています。
でも・・・定価がないからいくら包めば良いのかわからない!
そこで、初七日で包むお車代の相場金額や渡し方のルールについて調べてみました。
定価があるようでいてなく、なにかと『もやっ』とした消化不良感が残る葬儀の世界。
その一つが初七日法要の「お車代」です。
日本では、「金額が決まっているようでいて、定価がないもの」が色々ありますよね。
特に、仏事がらみのことはその傾向が強いですね。
僧侶に渡す「お車代」もその一つ。
初七日の時、自宅に僧侶を招いて読経をしてもらう場合には、そこまで来ていただいた交通費を渡すというのが暗黙の了解となっています。
タクシーの場合はタクシー会社に実費を支払うこともできますが、たいていの場合はお布施とは別に「お車代」として渡すことになります。
金額はいくらが相場か?と言うと、一般的には5,000円か10,000円。
仏事では「もう不幸が続かないように」という意味を込めてキリの良い数字(金額)を使うことになっています。
僧侶と遺族の関係というのは、「施し合う」ことで成り立っているそうです。
もっと具体的に言うと、お寺は法施や無畏施を施して、遺族は財施でお礼をするということ。
その「お礼」には定価がありませんので、システマチックに渡すというよりも「いかにして感謝の気持ちを伝えるか」が重要なポイントになってくるわけです。
そこで知っておきたいのは、渡し方のマナー。
初七日のお車代はいつ、どのタイミングでどのような形式でお渡しすれば誠意が伝わるのでしょうか。
まず包み方ですが、無地の白い封筒にお金を入れて、表書きは「お車代」とします。(その下にフルネームを記載します。)
そして、僧侶がお帰りになる際にお布施と一緒にお渡ししましょう。
一般的には、初七日法要の後の会食(精進落とし)の後に手渡すのが良しとされています。
ただ、スケジュールの都合で僧侶が会食に出席できない場合もありますよね。
初七日の読経の後、精進落としに出席せずにお帰りになる・・・という場合は、お車代にプラスして「御膳料」をお渡しするのが一般的な習わしです。
具体的な金額は、これまた5,000円、10,000円と「キリの良い」数字。
ネットの掲示板では「20,000円包んだ」という方もいて、みなさん太っ腹!と感心してしまいます。
ただ、これに関してもあくまでも「気持ち」が大事。
お金ではなくて、折詰のお弁当とお酒をお渡ししたという方もいました。
つまり、背伸びし過ぎず自分たちにできる最上級の形でおもてなしをすれば良いということですね。
お仏壇の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- 初七日法要の服装マナー故人の旅立ちを見守るために。
- 初七日法要の香典は必須?マナーと相場金額を知りたい!
- 初七日の所要時間目安は?多くの方に出席してもらうための心遣い
- 初七日法要での食事会にはちゃんと意味がある!
- 初七日法要のお返しはどうする?渡す物とタイミング
- 初七日のお花選びはどうする?故人を安心させるポイントは?
- 初七日のお供え物ルール!選び方のポイントとお返しのマナー
- 初七日のお菓子はどんな物を?選び方とマナーをレクチャー!
- 初七日の旅立ちを家族だけで弔うのはOK?
- 宗派別の初七日の後飾りはどうしたらいい?
- 初七日の法要って菓子折り持参ですか?
- 初七日法要の会食のマナーや注意点
- 初七日のお線香マナーを知らないと恥をかくかも。
- 初七日法要でネクタイはどうする?初七日の服装マナー
- 初七日の喪主の挨拶どんな内容ですればいい?
- 初七日にも電報があります。初七日に出席できない際には電報がいい
- 初七日から仏壇へ何をお供えする?