初七日 菓子折り

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初七日の法要って菓子折り持参ですか?

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親しい人たちだけで行われることの多い初七日法要ですが亡くなられた方の意思を尊重し家族・親せき以外の人も参加する場合があります。

 

もちろん、義務というわけではありませんが、関係者同志で「行かせていただこう」ということになった時どんな供物が必要なのでしょうか。

 

香典や供物は必要?

故人がなくなってすぐに営まれるのが通夜・本葬ですが、初七日法要という儀式もあります。

 

この儀式はたいていは家族や親せきだけのごく親しい人たちだけで行われることが多いものですが、もし、故人との関係性で参列させていただくことになった場合、どんなことに注意したらよいのでしょうか。

 

法要になりますので、やはり香典は必要だと感じる人が多いようです。

 

そして、すでに葬儀も終わっているということで菓子折りや果物などの御供え物も加えて持参する人が多いようです。

 

ほかに、初七日法要の供物としては菓子折り・果物といった食品のほか、上質なろうそくやお線香をお供えとして持参する人もあるようです。

 

お菓子などはたくさんいただいている、というご家庭の場合には、普段自分たちでは買わないような上質なろうそくやお線香をいただくと、故人へのいい供養になると喜ばれることも多いようです。

 

式次第はどうなっている?

では、実際の初七日法要の式次第を簡単にご紹介しておきましょう。

 

祭壇前のお席ですが、遺族の皆さんの座る順番としては、故人と血縁の深い方から前のほうに座ります。

 

参列の方が香典や菓子折りなどを持参してくださったら、すぐに祭壇のお供えものを安置する場所へお供えさせていただきます。

 

後飾りの祭壇の真ん中あたり、僧侶や神主のすぐ後ろには喪主にあたる方が座ります。

 

祭壇前には、僧侶や神主など宗派に沿った法要を執り行う方のお席をしつらえてありますので、いらっしゃったらそのお席にお通しします。

 

皆さんがそろわれたら、喪主にあたる方、あるいは施主がご挨拶をさせていただくとわかりやすくてよいでしょう。

 

ご挨拶の例文としては、「本日は、おいそがしいなかをお集まりいただき、ありがとうございます。これより○○○の初七日法要をはじめさせていただきます。」

 

などのご挨拶のあと、僧侶・神主のほうへ向き直り「よろしくお願いいたします」とのご挨拶をします。

 

故人のことは、すでにお亡くなりですので戒名でおよびいたします。

 

この初七日法要のときには、戒名がまだついていない場合もありますので、その場合には「祖父」「祖母」「故・○田○男」と呼んでも差し支えありません。

 

読経などのあと、お焼香をしますが、前列に座っている人から焼香をしていきます。

 

法話などのあと僧侶や神主が退場されることが多いのですが、そのあとのお斎(おとき=会食)の場に同席されるのであればそのままのお席でお待ちいただきます。

 

ご退席になる場合には、お布施、お車代をお渡しするのを忘れないようにします。

 

その後、喪主に当たる方、あるいは施主がご挨拶をいたします。

 

多忙中、参列してくださったことへのお礼、そして会食を催す場合にはその旨ご案内します。

 

お香典や菓子折り持参へのお礼は、別途個人的に申し上げるのがよいでしょう。

 

葬儀と同じ日に催行される場合

最近では、葬儀と同じ日に初七日法要を行うこともあります。

 

葬儀と同じ日におこなう場合と別の日に行う場合、お香典や菓子折りの扱いはどのようになるのでしょうか。

 

葬儀と同じ日に初七日法要を行う場合には、火葬場から戻り遺骨勤行とあわせた初七日法要が営まれるお部屋に、お香典を置く場所がしつらえてあります。

 

そこへお香典、そしてもしも持参しているのであれば菓子折りなどのお供えものをお渡しします。

 

葬儀と同じ日に営まれる場合には、香典の金額は葬儀のお香典の半額が相場で、別の日に営まれる場合には、お斎(おとき=会食)が催されることを考慮して金額を考えます。

 

一般的に、故人との関係性が深くなればなるほど金額は多くなります。

 

また、自分の親が亡くなった場合ですが、その場合でも喪主意外の子供はお香典を出すのがマナーとなっています。

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