仏壇 花 長持ち

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ちまたには、お花を長持ちさせる薬品なども出回っています。

 

しかし、そんな方法で花の寿命を延ばすのは自然の摂理に反しているようで心苦しい･･･。

 

なら、一体どうすりゃいいの！？普段の生活の中で無理なくできる対策とは？

 

最近はマンションのリビングに小型の仏壇を置いているお宅も多いようです。

 

家族だけではなくお客様の視界にも入りやすいので、「常にお花を供えてキレイにしておかなくちゃ！」とプレッシャーを感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

供養よりも「見せること」を意識し始めると、どうしてもお花の本数も欲張りたくなるもの。

 

ですが狭い花瓶に花がギュウギュウという状態だと、水の減りも早いですし、雑菌も繁殖しやすくなります。

 

それに、隣合った花の影響も受けやすくなるため、1本枯れるとあっという間に全部枯れてしまうという事態になりやすいんですね。

 

花瓶の大きさと花の本数のバランスを考えること。

 

そして、枯れた花をそのまま放置せずすぐに片付けること。

 

これが仏壇にお供えした花を長持ちさせる基本です！

 

加えて、「水をこまめに交換する」というのも重要。

 

風水では「水は留まると腐食が始まる」と言われていますが、実際、どこかに溜まった水はすぐに臭くなりますよね！？

 

あれは、雑菌が繁殖しているからです。

 

花瓶の中に入れた水も放っておくとどんどん腐敗が進みますし、それを吸収する花も枯れてしまう･･･。

 

花は生きていますので、新鮮なお水がなければ死んでしまうのです。

 

仏壇に死んだ花をお供えするなんて、罰当たりですよね！？

 

枯れた花が発するエチレンガスによって他の花も枯れていってしまいますので、とにかく「水をこまめに変えて新鮮な状態を保つこと」そして「枯れた花をすぐに除去すること」を徹底しましょう。

 

また、花の茎の先端は雑菌によって傷みやすいパーツです。

 

水を換えた時に先端を1㎝ほど切ってあげると長持ちしますよ！

 

最後は、考えてみると当たり前だけど実際には徹底できていない「温度」の問題について。

 

花は「生もの」ですから、高温が苦手です。

 

真夏の、エアコンがきいていないリビングは苦手！

 

できれば涼しい環境をキープしてあげたほうがお花は長持ちします。

 

そのような意味では、あまり人が出入りしない仏間よりも常に空調が整ったリビングのほうがお花にとっては好環境といえるのかもしれませんね。

 

外出の都合などもあるでしょうから常にエアコンをつけておくのは難しいにしても、直射日光が当たらない工夫をするとか、花瓶の中に氷を入れておくなどの配慮は必要です。

 

場合によっては、外出の間だけでも仏壇からおろして別の場所に保管したほうが良いかもしれません。

 

ちなみに、「花瓶に10円玉を入れておく」という方法も、花を長持ちさせる定番！

 

10円玉から溶出する銅イオンが雑菌の繁殖を抑えるのだそうです。

 

気軽に試せる方法ですから、ぜひお試しあれ！

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