母の日 仏壇 花

トップページ ＞ お参りのマナー 仏具の飾り方 ＞ 母の日は仏壇に特別な花をセレクト。お母さんに愛を込めて

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たとえ亡くなったとしても、お母さんはあなたにとって唯一無二の特別な存在。

 

母の日にお花を贈るという習慣は、自分のルーツを確認し感謝することにもつながりますのでぜひとも続けていきたいところです。

 

でも、仏壇に花の日用の花束を飾ってもOKなの？

 

もともと、「母の日」という風習はアメリカから始まったものだとか。

 

現在は赤いカーネーションを贈る方が多いですが、当時は、「尊敬」の意味を持つ白いカーネーションを贈っていたそうです。

 

なんでも、南北戦争の時に負傷兵の救済を行う活動を立ち上げた活動家、アン・ジャービスの娘さんが行った（お母さんのための）追悼集会が起源と言われているんですって。

 

アンさんは白いカーネーションが好きだったんだそうですよ。

 

そこから、「元気なお母さんには赤いカーネーションを、すでに亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈る」という文化が定着したという説もあります。

 

ですから、母の日に「亡くなったお母さんの仏壇になにか特別なお花をお供えしたい」というなら白いカーネーションが手堅い選択かもしれません。

 

とはいえ、上記のように、もともとはある女性がお母さんの好きだった花を贈ったことが始まりの風習ですし、みなさんもあまりガチガチの形式にとらわれる必要はナシ！

 

基本的には、お母さんが生前好きだった花をお供えすれば良いのです。

 

では、例えば母の日にたまたま友達と会う予定があったとして。

 

その人のお母さまはすでに他界していて、そのことを知っている、もっといえば亡くなったお母さんとも面識があるという場合。

 

「なにか、仏壇にお供えできるお花でも持っていこうかな」なんて思ったりしませんか？

 

私はそのシチュエーションで散々迷ったことがあるのですが、同じ時期に受けたハーバリウムのワークショップでヒラメキを得ました！

 

ハーバリウムとは、2017年くらいからじわじわとブームになっているインテリア小物で、特殊な加工を施したお花（プリザーブドやドライフラワー）を専用のオイルと共にオシャレな瓶の中に封じ込めたもの。

 

本物のお花ならではの美しさや華憐さが生かされていること、持ち運びやすく保存しやすいこと、そしてなにより長持ちすることがウケて、2018年の母の日商戦では爆発的な人気となりました。

 

ハーバリウムを実際に自分で作ってみるというワークショップも各地で開催されており、私も実際に体験してみましたが、これが想像以上に面白い！

 

幼稚園児の娘と一緒に参加したのですが、花の選び方やレイアウトに面白いほど「歳」が表れるんです･･･。

 

母の日の贈り物として手作りする方も多いんですが、そのワークショップの先生が「お見舞いやお仏壇のお供えとしても、決して迷惑にはならないものです」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 

お花って、もらったらものすごく嬉しいですし、それほど花に興味がない方でもちょっとテンション上がると思います。

 

でも、それが枯れていく姿を見るのが切ない、悲しい、中には「亡くなったお母さんを思い出してしまう」という方もいるでしょう。

 

その点、ハーバリウムならば花の美しさを瓶の中に閉じ込めておくことができますし、光にかざしてみるとこれまた違った見え方を楽しむことができて、まるで万華鏡のように鑑賞することもできるんです。

 

※全く劣化しないわけではなく、太陽の光や経年劣化で1年くらいするとかなり退色してきます。が、その変化を楽しむのもまたハーバリウムの醍醐味！

 

母の日が近くなると雑貨屋さんやフラワーショップの店頭にはいろんな種類のハーバリウムが並びますが、ネット通販でも購入可能。

 

例えばこちらの商品は、ローズ、オレンジ、グリーン、ミックス、ブルー、桃紫、藤緑のカラーバリエーションがあり、用途や相手に合わせて選びやすいようになっています。

 

敬老の日 ハーバリウム ギフト プレゼント 選べる2本セット

 

お悔み用のメッセージカードもあるので、お仏壇の供花替わりに購入する方も多いということですよね。

 

さらにさらに、自分でハーバリウムが作れるこんなキットも見つけてしまいました！

 

ハーバリウムキット 送料無料 インテリア フラワー 自分で作る

 

ボトル2本分を作れる花材やオイルが入って2,000円はかなりリーズナブルですよ。（一般的なワークショップだと＠1500円～くらいです）

 

このキットの花材にはカーネーションも入っているので、花の日贈り物としてもオススメ。

 

手を動かしながら、お花の配置を考えながら、天国にいるお母さんとの時間を思い出す･･･そんな母の日の過ごし方もステキですね。

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