位牌 リビング

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位牌をリビングに置く。

 

数年前に販売の現場に少し居ましたが、実際にご紹介したこともあるので、そういう生活も個人としては、ありです。

 

位牌を置くのはそもそも、仏壇なのですが、仏壇の安置場所として適すると言われるのが風通しが良く直射日光が当たらず、お世話しやすいところ、です。

 

風通しが良く、直射日光が当たらない、それって快適な場所ですよね。

 

なら、家族が集うリビングが候補として挙がるお宅もあるのです。

 

そう感じる局面が、数年前の、数年間の店舗経験からでも多くありました。

 

自分の父母が亡くなって、初めて仏事に触れる方が多いと言う、個人的な感想ですが。

 

そうなると、幼い頃に何だか妙に古びた位牌の行列を見て怖かったとか。

 

立派な神棚に古びたお札が沢山あって恐ろしいような感じだったとか。

 

そんな先入観もなく、祖父母の供養のための位牌や仏壇、といったさっぱりとした印象を持たれている方が多い。

 

選ばれる仏壇も、故人たちのイメージで明るい色にしようとかの、自分たち見る側の意見で動かれる方には位牌は畏怖の対象でない感じでした。

 

父母を偲ぶ場、そんな感じなので、リビングでもしっくりとくるのでしょうね。

 

リビングに置く良いところは、花を変えたり、線香を焚いたり、ごはんやお供え菓子を上げやすいところです。

 

薄暗い部屋に閉じっぱなしの仏壇があるよりも、日常の生活を見守ってもらう感じで接するのは心も落ち着きます。

 

ご本尊も、額絵のような装丁になっているものもあったりと場所にあった仏具は今沢山選べます。

 

位牌だって、お洒落なクリスタルガラスのものもあったり木調のものもあったりと様々です。

 

折角、お位牌を作り仏壇を設置するのなら、普段から触れやすい場所にあるときっと次の世代にも触れあいやすいものとして伝わっていきますよ。

 

来客に気を遣わせてしまうのでは、とお考えなら家具調の仏壇を選び、お客様の間だけは閉じておくなどにされるのをお勧めします。

 

閉じてしまうと、中に仏具や位牌が入っているなんて全く感じないような仏壇も今は沢山あるので、ぜひ前向きに検討されて下さい。

 

仏具、位牌は揃えて終わりではなく、普段のお祀りあってこそなのですから。

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