位牌 掃除

トップページ ＞ 位牌を処分する際の注意点など ＞ 位牌がホコリまみれ･･･って失礼過ぎる！掃除は愛の証

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位牌がホコリまみれになっている状態というのは、なんとも嘆かわしいこと。

 

手に取って汚れを落とすことは、故人に対して「今でも、いつもアナタのことを思っています」というメッセージを伝える意味があります。

 

四十九日法要では、「魂入れ」という儀式が行われます。

 

これによって、個人の魂は位牌に収められる･･･つまり、位牌は亡くなった方の分身のようなものなんですね。

 

また、私たちと故人をつなぐアンテナのような役割も果たしていますので、位牌が汚れていたりすると“あの世”との交信が滞ってしまうのです。

 

「なんだか罰があるような気がして、位牌を触れない」とおっしゃる方もいますが、掃除を怠るのは逆に失礼ですっ！！

 

仏壇や仏具の掃除と併せて、位牌も常にキレイに保つのが故人に対する思いやりであり礼儀でもあります。

 

「別に、キタナイ手でベタベタと触るわけじゃないし、外に持ち出すわけでもないし。そんなに汚れないのでは？」

 

と思われるかもしれませんが、線香の煙や日々の生活の中で発生するホコリだけでも結構汚れるものなんですよ･･･。

 

位牌のお掃除は、「汚れてきたな」と気づいた時にやれば良い。

 

そんな意見もありますが、一見キレイに見えても実はかなり汚れが付着しているというパターンも多いですよ。

 

できれば、「一週間に1回。○曜日に。」と日を決めて定期的にお手入れすることをオススメします。

 

「位牌のお掃除」というと、かなり細かく丁寧な作業が必要のように思われるかもしれませんが、実際は

• ①　毛バタキでホコリを払い落す。
• ②　乾いたやわらかい布で拭く。（専用のクロスを使用するのが理想的です！）

という2ステップでOK！

 

あとは、「御先祖様をいたわる気持ち」があれば十分です。

 

注意点としては、

• ①　かたい布を使わないこと。
• ②　拭く時に力を入れ過ぎないこと。
• ③　安易に水や洗剤を使わないこと。

の3つが挙げられるでしょう。

 

位牌は仏壇と同じように非常にデリケートなものであるため、力を加えすぎると塗装や金粉が剥げてしまうことがあります。

 

お掃除の際は、常に「やさしく」「やわらかいタッチで」を心掛けましょう！

 

ただ、どんなに注意していても、力を入れ過ぎてしまったり誤って位牌を落としてしまったりすることもあるでしょう。

 

「あれっ！なんか、位牌がバラバラになっちゃった！もしかして、壊れちゃったのかな！？」

 

これ、掃除中によくある失敗のようです。

 

そんな時は、まずは落ち着きましょう。

 

位牌はいくつかのパーツで構成されていますので、組み立てれば元に戻ることがほとんどです。

 

どの部品を、どう組み立てれば良いのか？

 

万が一の際に慌てないように、全体像（構造図）のイラストをわかりやすい場所に保管しておくと安心ですね。（これは、仏壇内の仏具の並べ方・配置置に関しても言えることです。）

 

決定的に壊れてしまったり、金粉が剥がれてしまったりした場合は、仏壇店に持っていって修繕してもらいましょう。

 

素人が自分で直そうと思っても、余計に被害を拡大させるだけですのでご注意を！

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