仏壇 夫婦連名

トップページ ＞ 位牌を処分する際の注意点など ＞ 夫婦連名の位牌で来世も一緒に！知っておきたい作法を確認

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位牌は一人ずつ用意するのか、はたまた夫婦で一本なのか。

 

「死」の話に触れるのはタブーという風潮がありますが、残された人が困らないように事前に伝えておくべきこともたくさんあります。

 

残念にも、ご両親のうちのどちらかを亡くされたみなさん。

 

縁起でもない話ですが、

• 「この先、父（もしくは母）さんが亡くなったら、位牌は2体必要になるのかな」
• 「それだと、仏壇のサイズがちょっと小さいかな」
• 「そもそも、二人の魂は夫婦連名で同じ位牌に入れてあげたほうが幸せなんじゃないかな」

と、あれこれ考えてみたことはありませんか？

 

位牌は、本来は一人ずつ作るものですが、夫婦は連名で一体にまとめてしまってもOKなんだとか。

 

来世も一緒にいられますように･･･と、そんな願いを込めて夫婦連名にする方も多いようです。

 

ただ、位牌を夫婦連名にする際には守るべき作法がありますので覚えておきましょう。

• 夫婦の戒名は同じサイズで書く。
• 夫の戒名は向かって右側に、妻の戒名は左側に書く。

･･･ここまで読んで、おそらくは疑問に思ったことでしょう。

 

「じゃあ、とりあえず先に亡くなった方の名前だけを書いて、その隣は空欄にしておくってこと？」

 

ハイ、普通に考えるとそうなりますよね。

 

でも、それだとちょっと縁起が悪い気がしませんか？

 

戒名を書くスペースを空けておくというのは、まるで亡くなるのを待っているような感じがしますよね。

 

そのため、まずは一人用の位牌を作ってお祀りし、ご夫婦のうちのもう一人が亡くなった時に改めて夫婦連名のものに作り変えるというのが一般的です。

 

ただ、自分が供養される立場になったら･･･と考えてみると、夫と同じ位牌に祀られるのはちょっと勘弁･･･。

 

結婚式では永遠の愛を誓い合った仲ですし、現世では苦楽を共にして最期の日を迎えるようになるのでしょうが、できれば死んだ後はフリーになりたい！

 

嫁ぎ先のしがらみから解かれて、自由に“あの世”を満喫したい！新しい恋をしたい！と思うのは私だけでしょうか？

 

子供としては、親はいつまでも仲睦まじくいて欲しいものですが、みなさんのご両親だって本音は聞いてみないとわかりませんよ。

 

“その時”がやってきたら、位牌は夫婦連名にして欲しいのか、それとも夫婦別々にして欲しいのか。

 

元気なうちにご意向を確認しておいたほうが良いかもしれませんね！

 

ちなみにうちの母は「死んだ後くらい自由にさせてよ！」と言っております･･･。

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